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フレデリック・ショパン / ポロニア

そこには逆説がある。ショパンにおいて、具象性と抽象性は紙一重なのだ。しかし、ポロネ

ーズが描写から内省へと移行するまでには

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年が費やされた。事実、

1845

年、ショパンはパ

リで栄光に包まれ、ジョルジュ・サンドとは依然として実りの多い、しかし不満も混じった関

係を続けていた。彼はまた、パリのオルレアン広場

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番地のアパートメントで手にした穏や

かな環境に満足していた。しかし、

1844

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月の父の死は、結果的に、彼の創作にも心持

ちにも、より大きな影響を与えていたのである。さらに、パリの暴動、サロン、弟子たちの存

在、社会生活が、彼の作曲を妨げた。ショパンがようやく自身の旋律と和声を再び見出した

のは、ノアンのサンドの館においてだった。サンドは自伝『わが生涯の歴史』で、彼がたった

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ページの作曲のために“産みの苦しみ”を味わっていたと書いている。