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サロメ・ジョルダニア 33 自身初のソロ・アルバム『Passage』において、サロメ・ジョルダ ニアは、リスト、スクリャービン、サーリアホのピアノ作品をめぐる スピリチュアルで息もつかせぬ「旅」へと聴き手をいざなう。「内 なる旅~スピリチュアル・オデッセイ」として構想されたプログラ ムは、神秘主義、闇、そして超越の希求の狭間で、まれにみる緊 張感をまとっている。本盤の誕生秘話について、ジョルダニアに 話を訊いた。 リストの《ロ短調ソナタ》、スクリャービンの《悪魔的詩曲》……ソロ・デビュー盤で、このよ うな暗澹とした楽曲を並べたのはなぜでしょうか? 「暗澹とした」との表現が適切かどうか、私には分かりません。当初は明るいプログラムを 思い描いていたのですが、どういうわけか、これらの楽曲に惹かれていきました……。私の 構想にLa Dolce Voltaが同意してくれたとき、このいささか大胆なアイデアを推し進めて よいのだと勇気づけられたような気がしました。そして、レコード・レーベルが私のために進 んでリスクをとってくれることに深く感動しました。《ピアノ・ソナタ ロ短調》は、全ピアノ・レ パートリーの中でとりわけ重要な作品の一つです。本盤に収めた作品はいずれも、孤独、信 仰、超俗性、神秘主義といったテーマを扱っており、そこでは光と闇が何らかの均衡を保っ ています。そして人生において、私たちを支配しているのは愛と恐怖です。本盤のプログラム のねらいは、この二つの極端な感情を探求することにあります。

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