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31 グザヴィエ・フィリップス | ローザンヌ・ソロイスツ アルバム録音に至るまでの歩みについて、お話しください。 私がコンサート・ツアーの企画を担当したのが始まりです。私にとって全く初めての経験で、 準備のために何日も眠れない夜を過ごしました! 私は、自らが先頭に立ってローザンヌ・ ソロイスツを率いるのだという責任感に背中を押されました。ある夏に、私は幸運にも4日 連続のコンサートを企画することができ、ローザンヌ・ソロイスツに合流してリハーサルを重 ねました。この時、私たちの人間味あふれる冒険が幕を開けたのです! ツアーを終えた後、自然にアルバム制作への意欲が芽生えました。その想いに財団の理事 長が賛同してくださり、その冬に行った2度目のツアーの後に、レコーディング・プロジェクト が始動しました。まず《ブエノスアイレスの四季》を録音したのですが、その直後に、やや突飛 なアイデアが私の頭に浮かびました。カップリング曲として、《バンドネオン協奏曲「アコンカ グア」》を収録したらどうかと考えたのです。この協奏曲は、ピアソラの音楽世界を鮮明に象 徴する作品の一つであると共に、バンドネオン奏者たちにとって重要な存在です。私自身、長 年バンドネオンに惹かれ、自分でも演奏できるようになりたいと願っていました。この協奏曲 を演奏する自分の姿を、幾度となく想像したものです。

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