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46 ピアソラ | ブエノスアイレスの四季 | バンドネオン協奏曲 | オブリビオン 音楽は、彼の水であり空気である。グザヴィエ·フィリップスの人生が、音楽で満たされぬ 日は1日たりともない。そして彼が音楽を吸い込み、音楽について考え、音楽について語ら ぬ瞬間は1分たりともない。音楽は、幼少期からずっと彼の血管の中を流れている。 グザヴィエは早い時期に、モーリス·ジャンドロンの助手でチェロ奏者のジャクリーヌ·ウー クランのもとで、あたたかく献身的な教えを授けられた。その後にパリ国立音楽院でフィリッ プ·ミュレールに師事したグザヴィエは、多数の国際コンクールへの入賞を果たしたのち、 巨匠ムスティスラフ·ロストロポーヴィチの目にとまり、彼から17年ものあいだ寛大な導き を得、薫陶を受けた。グザヴィエの信条も、ロストロポーヴィチから受け継いだものだ—— 「エゴを前面に押し出すことなく、謙虚に、芸術家として行動によって他者に何かを差し出す」 ……。グザヴィエは、自身がロストロポーヴィチにどれほど多くを負っているのかを知ってい る——貴重な教え、パリ管弦楽団へのデビュー後に彼の指揮で実現したアメリカの名門 オーケストラとの共演、そしてグザヴィエが何よりも重視する精力的な教育活動など、枚挙 にいとまがない。

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