57 ジョフロワ・クトー / ニコラ・バルデイルー / ジョフロワ•クトー / アントワーヌ•ドレフュス アントワーヌ・ドレフュス リモージュ地方音楽院で学び、1993年にロワイヨム・ド・ラ・ミュジーク・コンクールで名 誉賞を授与されたドレフュスは、翌1994年にパリ国立音楽院に入学。同院でアンドレ・カ ザレに師事し、1998年に審査員満場一致の1等賞(プルミエ・プリ)に輝いたほか、ジェン ス・マクマナナの室内楽のクラスでも満場一致の1等賞を獲得した。 同1998年、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の第1クラリネット・ソロに就任。オー ケストラ奏者としての活動と並行して、室内楽にも熱心に取り組んでいるドレフュスは、金 管五重奏団“Turbulences”とナチュラル・ホルン六重奏団“Alfred de Vigny”のメンバー でもあり、過去には管楽アンサンブル“Paris-Bastille”にも所属していた。室内楽奏者とし て、フランス国内外(ベルリン・フィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンド ンのウィグモア・ホール、ルーヴル美術館オーディトリウム、ヴィラ・メディチ等)で演奏を重 ねている。2013年から2018年までリヨン国立音楽院で教鞭をとったドレフュスは、現在、 演奏活動に専念している。現代音楽にも並々ならぬ関心を寄せており、とりわけアンサンブ ル“L’Itinéraire”および“Court- Circuit”とともに、これまで数多くの新作初演に携わってき た。ピリオド楽器の演奏にも情熱を注ぐドレフュスは、ラ・シャンブル・フィラルモニーク(エマ ニュエル・クリヴィヌ)、シャンゼリゼ管弦楽団(フィリップ・ヘレヴェッヘ)、レ・ディソナンス(ダ ヴィド・グリマル)等の古楽器オーケストラにて演奏している。
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