53 ジョフロワ・クトー / ニコラ・バルデイルー / ジョフロワ•クトー / アントワーヌ•ドレフュス アモリ·コエトー その“桁外れの感性と詩情”を英国の弦楽器専門誌「The Strad」から称えられた、フラン ス出身のヴァイオリニスト。優雅さと繊細さを兼ねそなえた深い演奏解釈は、方々で定評を 得ている。ソリストとして、また室内楽奏者として活躍するコエトーは、最もマルチな楽才を 誇る国際的な演奏家たちの中でも、とりわけ類まれな地位を占めている。 コエトーは、ソリストとしてのキャリアを歩むかたわら、2008年から2012年までオーヴェル ニュ室内管弦楽団のソロ・コンサートマスターを、2012年から2017年までフランス放送フィ ルハーモニー管弦楽団のソロ・コンサートマスターを、それぞれ務めた。ソリストおよびオーケ ストラの首席奏者という二つの役割を果たしてきたコエトーは、これまで数多くの“弾き振り” を任されており、現在も指揮者と独奏者を同時にこなす名手として注目されている。 2016年、第1ヴァイオリン奏者としてモディリアーニ弦楽四重奏団に加入。現在は、すでに長 らく国際舞台で活躍を続けてきたカルテットのメンバーとして、世界一流のコンサート・ホー ルで演奏を重ねている。 使用楽器は、1773年製のガダニーニ。
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