54 波にのせたメロディー 《魅惑のリズム》、《チャイニーズ·ブルース》、《ザ·マン·アイ·ラヴ》… ジョージ・ガーシュウィンによるこれらの歌は、ジャズのスタンダード·ナンバーとなった。ブ ルガリアのジャズ·ミュージシャン兼パーカッショニスト、フリスト·ヨツォフによる編曲は、 これら3曲の標題音楽の洗練された和声を際立たせている。 そこではガーシュウィンによるジャズ調の繊細な書法の中から、東欧音楽の驚くべき追憶 が浮かび上がってくる。しかしながら、リリカルな一面と温かい半音階をあわせもつ3曲の アレンジは、1920年代のアメリカとワイマール共和国時代のベルリンを交差させるかのよ うな、意表をつく和声的な連関も呼び起こす!
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