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43 トリオ・メトラル ショーソンとラヴェルのピアノ三重奏曲という組み合わせは、珍しい気 がします… ロール=エレーヌ·ミシェル: 確かに、ショーソンのピアノ三重奏曲が演 奏·録音される機会はまれです——ひるがえって、円熟期のラヴェルが手 がけた三重奏曲は、おそらく20世紀前半に生まれたピアノ三重奏曲の傑 作中の傑作であり、このレパートリーの“エベレスト山”にたとえられます! しかも2曲は、いずれもフランスのエスプリを湛えているとはいえ、奏者に 全く異なるテクニックと美学的アプローチを求めます。
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