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LDV115-6
ヨハン・セバスティアン・バッハの死後、《無 伴奏チェロ組曲》はほぼ忘れ去られ、19 世紀中も過小評価されつづけた。峻厳な 六つの組曲は、ロマン派の美学とは相容れ なかったからである。だがしかし……この 厳格な規則に導かれた古典的な世界でこ そ、表現の自由は最大に花開く! 1890 年《、無伴奏チェロ組曲》はパブロ・カザルス (1876-1973)による“再発見”によって、 ついに演奏会の舞台で息を吹き返すこと になった。
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