LDV111-2

71 and 2005). Home of the Liège Royal Philharmonic, the hall is used regularly as a recording studio for symphonic, chamber and early music. The testimony of personalities of the music world including Philippe Herreweghe, Louis Langrée, Pascal Rophé, Éric Le Sage and Paul Daniel has led several major record labels (among them Harmonia Mundi, Universal, EMI Classics, Alpha and La Dolce Volta ) to choose this hall for its very fine acoustics. リエージュ·フィルハーモニー·ホール(旧:リエージュ王立音楽院付属ホール)は、リエー ジュ出身のヴァイオリン奏者ウジェーヌ·イザイの協力を得て1887年に開館した。ルネ サンス期の要素を取り入れた折衷主義の建築様式が特徴で、“イタリア式”のホールの内 装には金色の装飾と赤色のビロードが贅沢に用いられている。同ホールは1998年から 2000年にかけて行われた改修工事を経てリニューアル·オープンした。その1000席を超 える客席は、240席ある1階正面席の他、1階後方席、上階バルコニー席、3列のボックス 席から構成されている。 広大な舞台の後方にそびえるパイプ·オルガンは高名な製作者ピエール·シュヘイヴェンが手 がけたもの(1888)で、2002年から2005年にかけて改修された。壁画(1954)にはベルギ ー出身の作曲家グレトリやセザール·フランクが描かれている。現在、ベルギー王立リエージ ュ·フィルハーモニー管弦楽団(OPRL)の活動拠点であるリエージュ·フィルハーモニー·ホー ルでは、オーケストラ、室内楽団体、古楽奏者たちのレコーディングも盛んに行われている。 フィリップ·ヘレヴェッヘ、ルイ·ラングレ、パスカル·ロフェ、エリック·ル·サージュ、ポール·ダニ エルらの助言や推薦によって、ハルモニア·ムンディ、ユニバーサル、EMIクラシックス、アルフ ァ、ラ·ドルチェ·ヴォルタ等のレーベルが、卓越した音響を誇るリエージュ·フィルハーモニー· ホールを録音会場に選んでいる。

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