LDV102
65 グザヴィエ・フィリップス | セドリック・ティベルギアン ロンドン、パリ、東京、シドニー、ニューヨークをはじめ、世界各地でソロ・リサイタルおよび 室内楽公演に出演。とりわけ密な関係を結んでいるウィグモア・ホールでは、ベートーヴェ ンの全変奏曲を他の作曲家たちの作品と組み合わせたリサイタルを通して、変奏曲のジャ ンルの変遷に迫っている。このプロジェクトは、現在ハルモニア・ムンディでの録音も進めら れており、第1弾がすでにリリースされている。このほか、同レーベルから発表したラヴェル の両ピアノ協奏曲のアルバム(共演:ロト指揮レ・シエクル)は絶賛され、『グラモフォン』誌の 「エディターズ・チョイス」にも輝いた。 室内楽にも力を注ぐティベルギアンは、グザヴィエ・フィリップスはもとより、ヴィオラのアン トワーヌ・タメスティ、バリトン歌手ステファヌ・ドゥグーらと定期的に共演している。ヴァイ オリンのアリーナ・イブラギモヴァとは、2005年にBBC(Radio 3)のニュー・ジェネレーシ ョン・アーティストにともに選出されたのを機に知り合い、以来、世界の主要なホールで共 演を重ねており、多数のデュオ・アルバムをリリースしている。
RkJQdWJsaXNoZXIy OTAwOTQx